里山倶楽部・野田の雑木林と伊那の里山blog

里山倶楽部主宰者のMさんは伊那で里山生活、私は野田と船橋で里山活動中。このブログは私の個人ブログなので、私の活動や興味を中心に、仲間の活動を伝えながら、自然と触れ合い、いろいろ発見する魅力を伝えられればと思います。

《タイトル写真=シロバナタンポポ2024/3/22野田》
◆野田定例作業:隔週土曜日、10時半~14時半)
・次回の定例作業は、4/27(土)に予定します。
・当日朝7時の雨雲レーダーを見て中止する場合はこの欄に掲載します。

2020年07月

7/26 里山カレッジ「私と森とのかかわり方」

里山カレッジ第2回は、オドロバヤシメンバー2人、ブリサメンバー1人と受講してきた。
里山カレッジ20200726
午前は自然観察指導員、晝間さんの「身近な自然遊び」の実習。
まずは外に出て小石拾いといろいろな葉っぱ集めと「フィールドビンゴ」。
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フィールドビンゴは周囲を観察する遊び。今回は生き物でしたが「ちくちくするもの」「においのする葉っぱ」「とりの声」などなど何でもいいとのこと。私たちも10分間の観察時間は真剣にキョロキョロ。
里山カレッジ20200726フィールドビンゴ
室内に戻り葉っぱ遊び。葉っぱじゃんけんは「つるつるした葉っぱ、じゃんけんぽん」と集めた葉っぱの中から該当する葉っぱを見せ合い、一番つるつるの人が勝ちという遊び。
葉っぱならべは、集めた葉っぱを紙の上に貼り並べてシールを貼って目を入れるなど・・
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次は草木染の一種、葉っぱのたたき染め。まず紙の上に葉っぱを置き、その上に白手ぬぐい、さらにその上にクリアファイルを置いて固い物で叩くのがたたき染め、固い物でこするのが擦り染め。叩くのはうるさくなるので今回は擦り染め、夢中で擦りました。
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午後はNPO法人バランス21の二宮氏の「後世に残す実験的森づくり」講義。クヌギ・コナラ林の再生について、実生苗とポット苗の成長比較や萌芽更新の実験など興味深い話が短い時間にいっぱい詰まった講義でした。
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午後2つ目は、四街道プレーパークどんぐりの森・古川さんの「プレーパーク活動と森づくり」講義。四街道におけるプレーパークの森が担っている地域のプラットフォームの役割=地元団体との連携協力がよくわかりました。
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里山カレッジ20200726プレーパーク
最後は、ちば里山Peopleの友塚氏の「里山活動と情報の共有化」講義。
里山団体の高齢化や人手不足の問題、若い世代へのアプローチ・・・そのためには情報発信、他団体と情報共有や連携、協力しあうことが大切と語られました。
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7/22 ホタル観察

今夜はオドロバヤシのH夫妻と観察。金杉19時20分スタート、終了坪井ほたる池22時30分。天候、曇り無風、気温25℃(鈴身20時55分)。
観察結果、金杉33匹、楠が山1匹、鈴身5匹、車方18匹、坪井公園1匹(水槽内1匹)、坪井ほたる池2匹(水槽内4匹)。
金杉は昨年8月下旬以後の観察では確認できなかった場所でも発生していて、複数のホタルが明滅しながらフワフワ飛びまわる様子に感激。
今日の写真は車方のオスホタル
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コウノトリ放鳥

幼鳥2羽死亡した野田のコウノトリ。7/17付東京新聞に残った1羽を6月15日に放鳥したとの記事を見つけた。
2羽死亡記事には、残った1羽に発信機を着けずに放鳥すると書いてあった。名前は「たいよう」とのこと、以前の放鳥仲間とどこかで出会って欲しいと願う。
今度の土曜日は野田の作業日に飼育施設に寄ってみようかな、まだ施設付近に居てくれるかなぁ・・
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7/16 ホタル観察

今夜の観察もYさんと、金杉19時30分スタート、終了は坪井ほたる池23時20分。天候、曇り無風、気温18℃(鈴身21時30分)。
7/8に続いて金堀川2回目の観察に寄ってみたが気配なし。
観察結果は、金杉17匹、楠が山2匹、鈴身1匹、車方19匹、坪井公園1匹(水槽内0匹)、坪井ほたる池2匹(水槽内2匹)。
金杉と車方の観察数が確実に増えているが、薮奥でバラバラに明滅するホタルをカウントするのは容易でない。そのうち「〇匹以上」となりそう。
今日の写真も金杉のオスホタル。オスは発光器が2筋、写真左がお尻先端。光が明るくなった後に暗く成り始めの状態の写真
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7/16 亡骸

ブリサ活動日。Oさんが知合いから軽トラックをもらってきた。スバルサンバー4WDマニュアル車、20年以上前の型だけど走行1万㎞ほど。今まで作業林への機材運搬はOさんの軽トラ頼みだったがこれからはこの車に活躍してもらうことになるのかな。
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6/21に林野庁交付金事業による整備作業開始になるはずだったのだが、まだ決定がおりない。提出書類不備などの指摘があるならわかるが、嫌がらせを受けているとしか思えない。
今日は先日作ったテーブルの塗装作業。
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テーブルに張り付いていたカミキリ
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先日植付けたサツマイモ苗は雨続きのおかげだろうかしおれていない
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5/31に植付けたアサガオ
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このモグラは誰の獲物だったのだろう・・・猛禽類なら残していくことはないと思うのでカラスかな
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里山だより第15号

※画像をクリックすると拡大できます。
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7/12 ホタル観察

今日の観察もYさんに付き合ってもらい、19時15分金杉スタート、坪井ほたる池で観察終了23時5分。天候、曇り弱い風、気温19℃(鈴身21時5分)。
観察結果は、金杉13匹、楠が山2匹、鈴身1匹、車方14匹、坪井公園3匹(水槽内1匹)、坪井ほたる池2匹(水槽内5匹)。
金杉は昨年確認できていない場所で1匹確認、また今年の観察では初確認場所で10匹確認・・おそらく前回まで見落としていたのだろう。
楠が山や坪井ほたる池でも確認できてうれしいが、鈴身はこの数回の観察で側溝内で複数匹確認していたホタルが1匹しか確認できず、大雨で流されてしまったのではと心配になる。
写真は金杉のオスホタル。
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坪井ほたる池脇でホタルを探す
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7/12 里山カレッジ「森を知ろう森に学ぼう」受講

昨年受講したちば里山カレッジ。今年のカレッジ1回目はオドロバヤシメンバー4人と受講した。
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午前中は「生活防災の森づくり」と題して東京情報大学原教授の講義。
森や里山が持っている力や役割、サスティナビリティ(持続可能性)とレジリエンス(回復性)をキーワードに、森や里山をグリーンインフラ、生態系インフラ=社会基盤でとして保全管理し、次世代へ継承していくことの重要性についての講義でした。Facebookの「ちば里山_People」に講義内容をまとめた記事がアップされています。(公開記事だったら下のURLから見れるかもしれません)
https://www.facebook.com/chibasato.people/posts/2763380930608447
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「生活防災の森づくり」講義の次は「台風15号の被害と倒木利用」として、ちば里山センターが会員団体にアンケートした調査結果報告。ちば里山センターの「ちば里山新聞」第58号にアンケートの結果報告が掲載されています。
http://chiba-satoyama.net/wp/wp-content/uploads/2020/07/fc09845aa55238c20ba3a99b831eb67e.pdf

午後は相澤氏の「植生管理とモニタリング」講義とモニタリング実習。
氏の関わってきた下田の杜(柏市)、根木内歴史公園8松戸市)、利根運河(柏市)や某大学でのモニタリング実習事例を基に、生物多様性とは?順応的管理とは?管理目標、管理計画、モニタリング、評価、等々についての講義。
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モニタリング実習はちば里山センターの敷地の、セイタカアワダチソウ、ヤブカラシ、ドクダミ、トベラなどについてメッシュ毎に有無を記録していく方法。
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調査種毎に結果をエクセル表に入力するとメッシュ図に、赤色=有り、灰色=無し、白色=未調査として表示され、それぞれの種の分布状況、そして生育環境などが分かったり考察できることが実感できた実習でした。
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里山カレッジ第2回は7/26日「私と森とのかかわり方」も受講予定。

7/11 転居してもらうことに…

今日は野田定例作業日。昨日は蚊の襲撃で作業意欲喪失したが、今日は風が吹きぬけ蚊がいなくて快適。
昨日は気が付かなかったがハギが咲き始めていた。風にあおられブレ写真。
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作業を始めようとしていたら目の前の枝にバサッと飛びついたのはスズメガ?
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今日は観察とゴミ拾いは省略し、通路部の邪魔ものの植替えや除去作業。
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道路沿いの笹刈り草取り作業していたら雨が降り始め、2時今日の作業終了。写真右手奥は次回作業とする。
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帰宅途中、車の窓枠に動く物。野田から連れてきてしまったようだ。可哀そうだけど我が家に来てもらうしかない。ちょっと調べてみたが良くわからない、ゴマフカミキリ?
2020-07-11 16-31-38_0013ゴマフカミキリ?

7/10 不法投棄の対応協議

不法投棄された建築廃材の対応を相談するためMさんと急遽雑木林で会うことになり出かけた。
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渋滞で遅れるMさんを待つ間、ポイ捨てゴミが散らかる道路のゴミ拾い、道路にいても蚊がまとわりついてくる。意を決して林の中で観察してまわるが手袋しているとカメラのボタン操作ができず、手袋を外すとたちまち吸血鬼が群がる。
トンボソウの株を探していると林床に鮮やかなピンク色、帰宅して調べるとハナオチバタケ、初めて見るきのこ。
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こちらは常連のハエドクソウ、林奥の薄暗い場所で咲く1ミリほどの小さな花。毎年接写を試みるがピンボケと手振れ、更にこの時期蚊の襲撃を受けてまともに撮れたことがない。
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蚊の襲撃に気持ちが萎えているとMさん到着。協議した結果、角材は利用できそうな物は利用し、ベニヤ板などは清掃工場に持ち込んで処分することにし、ゴミ看板は今回も掲示しないことした。
林内を見てまわる途中でMさんが枯木を発見、早速伐採。
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ランチタイムは行きつけの店に移動し、コーヒータイムを含めてその店に3時間ほど居座り、今日は終了。

7/8 ホタル観察

今夜もブリサのYさんに付き合ってもらいホタル観察に出かけた。
今夜は曇り強風、19時20分金杉スタート。最後は坪井ほたる池で観察終了22時50分、ちょうど雨が降り始めた。気温は24℃(鈴身20時45分)鈴身ではオドロバヤシのY山さんが今夜も見に来てくれていた。
今夜の観察結果は、金杉2匹、楠が山0匹、鈴身4匹、車方8匹、坪井公園4匹(水槽内4匹)、坪井ほたる池0匹(水槽内2匹)。
楠が山と坪井ほたる池は今夜も確認できなかったが、観察数は徐々に増えてきている。
写真は鈴身のオスホタル。
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7/5 ホタル生息環境調査

昨年以後市の施設内でのホタル生息情報を得て、市に対して要望書=調査許可願いを5/14に提出、6/15に制限付き一部許可回答を受け取った6/20に青少年キャンプ場の下見と6/28アンデルセン公園職員との打合せをおこない、7/5は雨降る中4名で午前中は青少年キャンプ場、午後アンデルセン公園のホタル生息環境調査をおこなった。
調査方法は目視とたも網による泥さらい。写真は青少年キャンプ場の境を流れる白幡川。
2020-07-05 11-26-09_0012白幡川調査
確認できた生物は、サカマキガイ、ヤゴ、ガガンボ幼虫、タイコウチ、他。こちらはヒバカリ
2020-07-05 11-24-34_0010白幡川調査ヒバカリ
2020-07-05 13-35-58_0029アンデルセン公園調査
アンデルセン公園内の調査は、生息情報がある太陽の池、上流部の里山の水辺エリア、下流部のじゃぶじゃぶ池。
2020-07-05 14-06-25_0043アンデルセン公園調査太陽橋下
確認生物は、サカマキガイ、モノアラガイ、マイマイ類、ヤゴ、ガガンボ幼虫、アメリカザリガニ、カワニナ、メダカ、ドジョウ、ヨシノボリ、アカガエル、アマガエル、他。写真はじゃぶじゃぶ池のサカマキガイ
2020-07-05 13-26-31_0027アンデルセンじゃぶ池サカマキガイ
次回の施設内調査は、ホタルの発生ピーク期と思われる7月下旬から8月上旬に実施予定。
アンデルセン公園の調査終了後、新たに生息情報があった金堀川の下見をおこなった。
2020-07-05 15-33-31_0053金堀川調査

幼鳥死亡

数日前の東京新聞に野田のコウノトリ幼鳥死亡記事を見つけた。
放鳥準備のためGPS装着作業中の事故とのこと。残念!
※画像をクリックすると拡大できます。
20200703東京新聞コウノトリ幼鳥死亡

7/5 ホタル観察

昼間は雨が降る中、白幡川や金堀川のホタル生息環境調査を実施したが、この生息環境調査については後日書こうと思う。
昼間の調査に続きブリサのYさんが夜の観察に同行してくれた。今夜も19時半に坪井から観察開始、金杉観察終了22時50分。風は強め、満月が雲を通してぼんやり見えた、気温23℃(21時15分鈴身)。
今夜の観察結果は、坪井ほたる池0匹(水槽内は4匹)、坪井公園2匹(水槽内3匹)、車方9匹、鈴身3匹、楠が山0匹、金杉0匹。車方の確認数が増えてきて発生ピーク期にどのくらい見られるか期待、楠が山と金杉が今夜は見られずガッカリ。
写真は楠が山のホタル生息地、脇の道路を走りぬける車のライトが斜面林を照らす。
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七夕用笹

今年も七夕飾り用笹を門の前に置いた。7/5朝3本置いた笹は夕方なくなっていた。
明日は何本用意しようかな・・・
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里山倶楽部「里山三昧」
 里山倶楽部は主宰者Mさんが2008年に整備開始した野田の雑木林と2013年に取得整備開始した伊那の里山で活動しています。
・野田の雑木林=千葉県野田市、東武野田線梅郷駅北東約3㎞。約2000㎡
・伊那の里山=長野県箕輪町、JR飯田線木ノ下駅東約1.3㎞。約6500㎡
◆2024年野田活動日
・1/6→1/7②、1/20②、2/3→2/4②、2/17→2/18①、3/2→3/3②、3/16中止、臨時3/22④、臨時3/23雨天中止、臨時3/24⑤、3/30②、4/13中止、臨時4/14②、4/27、5/11、5/25、6/8、6/22→6/23、7/6、7/20、8/3、8/17、8/31、9/14、9/28、10/12、10/26、11/9、11/23、12/7、12/21
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◆千葉県/男性
◆好きな事や物:自然、植物、山、街道、歩く、走る、発見する、演劇鑑賞等々
◆林の中で鳥の声を聞き風を感じる心地よさ、発見する楽しさを伝えたい!
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